毛替えで治った弓の反り
今日来てくださった方は、アマチュアの大学生の方でした。
大学のオーケストラにも所属してらっしゃるのですが、個人レッスンにも行かれて、とても熱心です。
個人レッスンの先生が、貴方の弓曲がってるから見て貰った方がいいよ、とアドバイスされた由。
見てみたら、曲がってることは曲がっています。
でも、これは、棹の木の特性や、演奏の仕方のくせでは無くて、単純に毛替えを怠ったためのものでした。
あまり練習しない方は、頻繁に毛替えしなくても大丈夫なのですが、良く練習して、かつ、弾き方が毛を切り易かったり、練習している曲によって、毛を切ってしまったりすると、毛の量が変わってしまい、弓が曲がって、弾きにくくなってしまいます。
毛替えが終わって、弓もまっすぐになり、嬉しそうに帰って行かれました。